包茎の状態におけるデメリット

デメリットは手術で改善することができる包茎

包茎は性器の亀頭部分が包皮で覆われてしまっている状態のことを言います。本来であれば成長期の段階を経ることで亀頭は成長し、自然に剥ける状態になるのですが、十分に成長しないことによって亀頭は包皮に覆われた状態のままになってしまう場合があります。

 

また包皮は伸びる性質があります。ですから成長期に包皮を引っ張るような自慰を頻繁に行っていた場合、包皮が伸びてしまい、包茎の状態が改善しない場合もあるのです。

 

包茎の状態におけるデメリットは、不衛生になってしまうことです。包皮に覆われた亀頭の内部は湿った状態になっています。湿った状態が長くなればなるほど内部では雑菌が繁殖したり、恥垢と呼ばれるゴミが蓄積したりなどによって、臭いが発生することがあるのです。

 

亀頭を露出できるような仮性包茎ならば、入浴時に綺麗に洗うことで対策は可能です。しかし正常時と勃起時のどちらも亀頭を露出できない真性包茎、勃起時に露出しようとすると痛みがあったり、亀頭が締め付けられる感覚があったりなどのカントン包茎については、どうしても不衛生になってしまいます。

 

包茎の種類に関わらず、改善したいと考える場合には手術という選択肢があります。手術の種類としては、ペニスの付け根をカットするバックカット法、亀頭のすぐ下の部分を切取り亀頭の淵で縫い合わせる亀頭直下埋没法、:亀頭の下の部分を一周切り取る前部環状切除術など、包茎の手術には色々な方法があります。

 

どの手術で包茎を改善するのかは、カウンセリングや本人の希望などで決めることになります。